2005年04月20日

磁気による血行促進の原理

 そんなわけで、マグネループを使っていて、確かに血行はよくなっているのですが、そこは理系の性(さが)で原理が知りたくなってきます。だってさー、磁気と血行とどういう関係があるわけ?

 というわけで、とりあえずぐぐってみる。

 ざざっと見てみると、「磁気を当てると血行がよくなるのは臨床的に確かめられているので、原理はよくわかんないけど医療器具として認定している」というのが確からしい。まあ、世の中的には役に立てば原理なんてどうでもいいのかもしれませんが、なっとくいきません。
 でもまあ、医療器具として認定されている以上は気のせいのレベルではないのは確かな模様。←重要

 一方怪しい通販の磁気健康器具の説明はかなりあるようで。
 磁気を当てると血液がイオン化し、うんちゃらとなるという説明が多いですが、なんで血がイオン化すると血行がよくなるかまではまともな説明がなく「イオンが自律神経を刺激し、疲労物質を取り除くホルモンを分泌」とか、すげー適当な表現がまかり通っている模様。

 ピップなんかはそういう原理の説明からは逃げて「磁気を当てると血行がよくなるから体にいい」とかいう感じですが。

 予想に違わず同じ疑問を持った方もいるようで調べてますねぇ。でもまあ、結局わからんのか…。
http://wwwhep.s.kanazawa-u.ac.jp/users/tomoya/sikatan/science/pip.htm


 イオン化により水のクラスターが切断され、うんちゃらかんちゃらというのもあるけど、なんか違うなぁ。
http://www.aiai.co.jp/roundmag/genri.htm

 というわけで、「はっきりしない」というのが本当のところなわけですが、なんとなく共通的な認識としてあるのは、磁気で血液の成分がなんか微妙に変わって、それが血行をよくする何かに関わっているという程度か…。

 で、振り返ってみて、肩こりが起こる原理というのは、筋肉痛なんかと同じで筋肉の毛細血管に疲労物質が詰まって筋肉の伸縮を阻害するということなので、「イオン化した血液にきれいに疲労物質が溶けるようになる」、あるいは「血液中の水分子自体が細かくなって毛細血管を通りやすくなる結果疲労物質も押し流される」とか、まあ、その辺がそれっぽい感じがします。わかんないけど。
大体において磁石くっつけた程度でぱっとわかる位イオン化したりクラスターが分解されんのかよ。←まだ納得してない

 いずれにしろ、マッサージをしてある程度肩を動きやすくした後に、肩の筋肉をよく動かすというのが根本的な解決のようです。でも、それができねーからみんな困ってるんだっつーの。

Posted by su- at 2005年04月20日 14:23 | トラックバック