方々で話題の電車男ですが。
素直に、「純情な男の子のええ話」ではないかなぁと。
ざざっと読んだ感じは、ただのいい話なのではあるが、ポイントは男（電車男）女（エルメス）の対応にあるように見える。
まず、男は割りと素直で、ダメだダメだといいつつも、電話をかけたり、美容院に行って髪切ってきたり、服を揃えたりしている。その辺はコミュニケーション不全なオタには非常に高いハードルであって、知らない店に１人で行けないほどのひどいのもそこら中にごろごろしている。
その辺は、受け売りであっても、単に言われた通りにしているわけではなく、考えて納得した結果のようだし。
今まで何人かの友人（男）を煽ってきたりはしたわけだが、どうでもいいところは受け入れるくせに、そういう普通のことをできないのはどういうもんなんだろう…。
結局、電車男に「普通のことを普通にするだけの能力があった」という非常につまらない結論なのだが、それって「コイよ！」とかでも書いてあったがすごいことのようで。
そういう女性側の要求を「何様だ」とか感じる時点でもう終わってるよな…。（個人的グチ）
あと、女の子の方は、確かに最初からある程度彼を気に入っていたっぽくて、最初は普通にお礼をってことなんだが、いい感じに食いついてくるので自分でもその気になったというかという感じで。
計算は感じるが、ダメダメな奴と付き合う気にはならんだろうし、チェック入れるのはある程度仕方ないんじゃないかなぁ。うまく女性ペースで男が動いている感じで、結構いい役割分担なんじゃないかと。
最初にかなり気に入ってくれてないと、ああはうまくいかないよなぁ。などと冷静になってしまうと思ってしまうと結構冷めますが…。＿|￣|○
しっかりした優しいお嬢さんでよろしかったんではないでしょうか。相手がダメダメに腰から崩れるような子じゃなくてよかった。と。
そんな感じで、ダメだダメだといいつつ、素直に意見を受け入れる電車男に自己投影と好感を持ちつつ、すんなりうまく行く辺りがあちこちの感動を呼ぶのではないかなぁ。
メイド喫茶に毎日入り浸っている俺が言っても説得力ないですか。そーですか（涙）